インターネットや社内ネットワークで、
- Webサイトが開かない
- ゲームやアプリの通信が不安定
- 「回線が遅い気がする」
と感じたとき、最初に確認すべきコマンドが ping です。
この記事では、
- pingとは何か
- pingで何が分かるのか
- 実際の使い方
- 結果の見方とトラブル切り分け
を 初心者向けに 解説します。
pingとは?
ping は、
相手に通信できるかを確認するためのコマンドです。
仕組みとしては、
- 自分 → 相手に小さなデータを送る
- 相手 → 返事を返す
この 往復にかかる時間(応答) を測っています。
📌 名前の由来は、潜水艦のソナー音「ピン」から来ています。
pingで分かること
ping を使うことで、次のことが確認できます。
- 通信できているか(疎通確認)
- 応答速度(遅延)
- パケットロス(通信の欠落)
つまり、
「つながるか」「遅くないか」「不安定じゃないか」
を一発で確認できます。
pingの実行方法(Windows)
① コマンドプロンプトを開く
- Windowsキー + R
- 「cmd」と入力
- Enter
② pingコマンドを実行
例として、GoogleのDNSに対してpingを送ります。
ping 8.8.8.8
数秒待つと、結果が表示されます。

ping結果の見方
表示例(正常な場合):
8.8.8.8 からの応答: バイト =32 時間 =21ms TTL=119
各項目の意味
| 表示 | 意味 |
|---|---|
| バイト | 送信データ量 |
| 時間 | 応答時間(遅延) |
| TTL | 通信経路の寿命 |
初心者の方は、時間 だけ見ればOKです。
正常なpingの目安
| 応答時間 | 状態 |
|---|---|
| ~20ms | 非常に良好 |
| 20~50ms | 問題なし |
| 50~100ms | やや遅い |
| 100ms以上 | 遅延あり |
| 応答なし | 通信不可 |
よくあるpingの異常パターン
① Request timed out
Request timed out.
👉 相手から返事が来ていません。
考えられる原因:
- ネットワーク未接続
- ルーターや回線の問題
- 相手側がpingを拒否している
② 応答時間がバラバラ
時間 =10ms
時間 =150ms
時間 =20ms
👉 通信が不安定な状態です。
原因例:
- Wi-Fiの電波干渉
- 回線の混雑
- PC側の負荷
③ パケットロスがある
結果の最後に表示されます。
損失 = 1 (25% loss)
👉 通信が途中で欠落しています。
オンラインゲームや通話では、
ラグ・切断の原因になります。
トラブル切り分けの考え方
pingは「どこまで通信できているか」を見る道具です。
切り分け例
1️⃣ 自分のPC
2️⃣ ルーター
3️⃣ インターネット
4️⃣ 相手サーバー
順番にpingを打つことで、
どこで止まっているかが分かります。
pingが通らない=故障ではない
注意点として、
- セキュリティ上の理由で
- pingを無効にしているサーバー
も多く存在します。
その場合、
pingが通らなくても、通信自体は正常
というケースもあります。
✅まとめ
- pingは通信確認の基本コマンド
- 遅延・不通・不安定の切り分けに使える
- time(応答時間)を見ればOK
- 最初に試す価値がある


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